第10回「遊歩会【湯立神楽】」開催報告

第10回遊歩会はこれまでとはがらりと趣を変えて、10月28日に白旗神社で行われた藤沢市重要無形民俗文化財「湯立神楽」を20名で鑑賞しました。

通常8座が舞われ、現在12座すべての座が見られる神社は、当社を含め3社しかない貴重な催しでした。              湯立神楽舞台前でチーズ

【第5座】

火の神と水の神が結びついてできた熱湯に湯たぶさ(笹)を浸し、熱湯を桶に汲み取り、神前に捧げます。

「湯立」由来の舞です。

 

【第7座】

御幣(ごへい)で四方を鎮め、舞が終わると大釜の前に進み、煮えたぎった湯釜を御幣で掻き回すと、渦巻きが生じて湯玉が飛び散ります。

 

 

 

古くはこの湯立ちによってその年の吉凶を占いました。湯立神楽を象徴する舞です。

【第10座】

四隅に矢を放ち悪霊を退散させます。最後に正面(神前)に矢を放ちますが、悪霊がいないため矢は消えてしまいます。
放たれた矢を授かると開運招福・息災延命になると伝えられています。

 

 

 

 

           【第11座・12座】

赤面の天狗(猿田彦)が剣を持ち邪悪を清め、悪しき大気を体内に吸い込み浄化させ、二本の指で空中に九字(くじ)を切り、

護身・除災・勝利のまじないをしながら豊年万作・大漁満足・天下泰平を祈念し、天地運行の乱れを正します。

途中より黒面の山の神がしゃもじを持って現れ、天狗の真似をしたり滑稽な仕草をしながら、

斎場にいるすべての人の心に平安と安らぎを取り戻させる『もどき』で神楽は終了します。