藤沢稲門会は昨年創立30周年を迎えました。私は丁度5年前に第6代会長職をお引き受けいたしました。
会員相互の親睦、母校発展への寄与、微力ながら地域発展への貢献を目指して活動しております。活発な各種同好会活動や、正月の箱根駅伝応援から年末の忘年会までの様々な全体行事を通じて、仲間を増やし親睦を深めることを最大の目的にしています。
2020年初冬に発生した未曾有のCORONAパンデミックの出現により私たちの生活は一変いたしました。
早稲田大学本部・校友会本部の指導もあり稲門会活動は大きな停滞を余儀なくされました。この影響を契機に稲門会活動にも新しい動きが必要と感じ、様々な業界でIT技術を取り込んでいる事、また偶々創立30周年という節目でもありホームページの再構築に取り組みました。
サイトの充実を図り色々な情報を発信し、会員の皆様と相互交流し、同好会の皆様方の利便性を高めた従来とは違った有機的なシステムにしていきたいと思っております。
また、地域内の未加入校友者を対象に情報発信するLINEも立ち上げ潜在的な稲門会ファンの発掘に着手しました。
そして、コロナ禍の状況を十分に考慮しつつ少しずつ行事活動も再開致しました。5月の地引網、その後の2回にわたる新入会員懇親会、11月の県支部大会、恒例の忘年会、そして年末の作品展と会員の方々との交流がようやく復活しつつあります。
立ち上げて日も浅い「平成卒の会」・「女性の会」も順調に成長を遂げ新しい息吹をもたらしております。既存施策の全体行事もマンネリ化を避け、魅力ある新企画にしたいと考えています。
一方、コロナ禍の影響は当会の特徴である多くの同好会活動に大きく、メンバーの高齢化と相俟って問題を抱えているのは今後の課題と認識しております。
当会の魅力を高め、新規参加者・入会者を増やすことは高いハードルですが、幹事・委員が一丸となって「入会して楽しい」と思われる藤沢稲門会を目指して参ります。
皆様の絶大なるご協力をお願い申し上げます。
令和5年1月
早稲田大学校友会神奈川県支部
藤沢稲門会
会長 内田 進