金持 亜実 (かなじ)ソプラノ

平塚出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽研究科修士課程、及び博士後期課程修了。「ファニー・メンデルスゾーンとクララ・シューマンのリート作品における歌唱表現の提案」のテーマにて博士号(音楽)を取得。在学中は、藝大定期第343回 藝大フィルハーモニア合唱定期演奏会 シューマン《楽園とペリ》(高関健 指揮)、東京藝術大学音楽学部附属音楽高校 第25回定期演奏会 モーツァルト《戴冠式ミサ》(尾高忠明 指揮)にソリストとして出演。また、奏楽堂モーニングコンサートに選抜され、グリーグ《管弦楽つきの6つの歌 EG177》を、ダグラス・ボストック指揮、藝大フィルハーモニアと共演。
宗教曲やコンサートのソリストとして、J.S.バッハ《マタイ受難曲》、ヘンデル《メサイア》、ハイドン《天地創造》、モーツァルト《レクイエム》、ベートーヴェン《第九》等、数々の作品に出演する他、バッハ・コレギウム・ジャパンに参加し研鑽を積む。
オペラでは、「東京・春・音楽祭2021」子どものためのワーグナー《パルジファル》花の乙女役で出演。また、2017年に地元の声楽家たちとオペラ団体「丹沢歌劇団」を設立し、オリジナリティ溢れる公演をおこないながら地域のオペラ普及を目指している。

徳備 祐子 (とくび)ピアノ

鎌倉出身。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。2005年神奈川県立七里ガ浜高等学校創立30周年記念曲「海風」作曲。2006年学内選抜され、旧奏楽堂木曜コンサートにて室内楽作品を発表。2011年武生国際音楽祭にてリコーダーとクラリネットの為の「Duo」が初演され、武生作曲賞受賞。2014年神奈川県立横浜明朋高校の創立に伴い、校歌「希望の名前」を作曲。在学中より歌手への楽曲提供や映画音楽も手がけている。またピアニストとして多数のコンサートやライブに出演しており、2009年よりHot Generationオリジナルミュージカルに出演しており、楽曲制作にも携わる。作曲を細川俊夫、故 松本日之春、小鍛冶邦隆、故 山口博史、三浦則子の各氏に、ピアノを北川暁子、松村英臣の各氏に師事。現在、尚美ミュージックカレッジ専門学校ディプロマ科金管オーケストラスタディ伴奏助手、朗読セラピーSwimmyサポートメンバー、荒木絵美主宰「tG project」メンバー。