東海道シンポジウム藤沢宿場まつり―「夢の将棋大会」

当会の目的の一つである「地域貢献活動」の一環として、九月六日に遊行寺で行われた「東海道シンポジウム藤沢宿大会」の催し物「夢の将棋対局」に公平広報委員長以下七名がお手伝いとして参加しました。
当日は、日本将棋連盟より田中寅彦九段と貞升南女流初段がご出席され、抽選で決定した各八名ずつの将棋愛好家（小学生から社会人まで）と同時対局をされました。

主催者及び来賓の挨拶に続いて、田中九段のトークショーがあり、実力制名人戦の創設時裏話や師匠の奥様から内弟子時代に聞いた阪田三吉（贈名人・歌謡曲「王将」の主人公）氏のエピソード（上京時に子供時代の奥様宅に宿泊した）、羽生名人とＴＶコマーシャルに出演したこと等を面白く話して下さいました。

休憩の後、対局が始まりましたが、コの字に並んだ対局者の前をお二人が行ったり来たりしながら次々に指し手を進められ、時間の経つのも忘れるほどでした。

各対局者との終局後にポイント解説をして下さり、周りで見ている我々も参考になることが沢山ありました。
最後に、両棋士と対局者全員で記念撮影を行い、各人に記念の色紙（詰将棋の問題）が贈呈され、予定時間を大幅に超過した楽しいイベントも終了となりました。
洞江 良（昭46商）記

参加者：右近和子、貝瀬和子、公平伸夫、笹井修一、高野尚志、洞江良、野神康嗣