箱根・湯坂路ハイキング開催
8月4日 箱根で真夏のハイキングを楽しみました。以下は初めて行事に参加した、新参者の感想です。
7:30 定員25名のチャーターバスは25名の参加者(何と無駄のない設定)を乗せて定刻に藤沢駅、オーパ前を出発。車内を見渡すと女性の参加者が多い(7組がご夫婦での参加、落ち着いた車内の雰囲気はその為、と納得)。西湘バイパスから箱根路へ順調に走行。普段運転して見ている景色とは一変、高所の車窓からいろいろな発見があった。特に箱根駅伝の上りコースを堪能(ここが恵明学園か、毎年人があふれる小涌園のカーブはここ、下って又上るこの坂はきついな、等々)。
9:00 予定通り、六道地蔵 歴史館に到着。ガイダンス棟から精進池の周りの遊歩道を下り、国道下のトンネルをくぐった。苔むした霊気が冷気と共に辺りに漂う(これはまずい、浮ついた気分が一瞬に引き締まる。ここはただの観光地ではないと実感)。10m程上がった山裾に石仏群、その中で最大の磨崖仏、六道地蔵がある(案内パンフに、「かって箱根は地獄であった」とある、地獄に仏、思わず手を合わせた)。また、蘇我兄弟のお墓は立派であった(全国に蘇我兄弟の墓は15基あるという).次に訪れた東光庵跡は江戸時代後期の文人墨客の集う場,俳句の高尚な雰囲気が辺りに漂う。ここまでは、完全に箱根史跡巡り、勉強になりました。
10:00 湯坂路入口から鷹巣山、浅間山へ向かう。道中、背丈のあるシシウドの白い花と、盛りを過ぎつつあるアジサイを愛でる。ここまでは順調であった。ところが、ここから終点の千条の滝までの下り坂は予想以上にきつかった。杉の根の張り出しがかろうじて赤土の流失を止めているような急こう配で、2.3日前の雨水が乾ききっていない状態。難儀される方もあり予定より1時間ほど時間超過した。しかし、苦戦の最中、下手の林間から吹き上がる冷風に寿命が延びる心地して、今日のハイキングの元は取れた気分になる。
13:30 小涌谷から1時間程遅れて湯本・ホテル岡田に到着。入浴後の食事予定を変更してすぐにバイキング会場へ(全員空腹状態)。この時の生ビールは格別(ビールの旨さを再確認)。食べられるだけ食べて温泉へ。ゆっくり入浴(ゆったりして、予定変更結果オーライ)。「これからのハイキング、最後は温泉に限る」と貸し切り状態の湯殿、皆で盛り上がった(次回から幹事は大変だ)。
16:00 ホテルを出発、帰路に着く。と、その前に冷えた日本酒を買い込む人が売店で列をなす(みなさん実によく呑まれる、私も酒好きで良かった)。予想通りの渋滞に遭遇。さらに、当日藤沢駅北口はイベント開催中で大賑わい、近づくことができない。
17:15 銀座通り周辺で解散した。
予期せぬ出来事もあり、有意義で、充実した一日でした(感謝)。
(45卒 中野正一記)