史跡巡りの会「初夏の大船に瑞々しい緑を訪ねて・玉縄コース」開催

新緑したたる好季節の5月18日、第16回藤沢稲門会史跡巡りの会が実施されました。参加者27名、10時に大船駅に集合、バスにて玉縄城本丸に建つ清泉女学院に向かう。

玉縄城・諏訪壇跡

玉縄城・諏訪壇跡

玉縄城とは五百年前の戦国時代、北条早雲によって築城されたが、百年後北条氏の滅亡と共に廃城となり、今は何の痕跡も残っていない。女学院の先生から玉縄城の故事来歴を伺って土塁の最高部(海抜80m)に登るも、あたり一面大木に覆われ眺望は全くきかない。その後、七曲坂―諏訪神社―焼失後、昭和35年に再建された絵のように美しい曹洞宗龍寶寺―二代将軍秀忠のご母堂由来の貞宗寺―玉縄初代城主北条氏時由来の圓光寺―日蓮宗久成寺―北条氏時開基の浄土宗二傳寺、ここで解散。

龍寶寺

龍寶寺

久成寺

徳川家ゆかりの久成寺

村岡五郎良文三代の塚を訪ねる

村岡五郎良文三代の塚を訪ねる

好天に恵まれ、五百年前の北条氏の栄枯盛衰が偲ばれる素晴らしい一万三千歩でした。
今回もまた懇切丁寧なガイド役を務めて頂いた小池清志講師幹事に心からお礼申しあげる次第です。
(S32政経 金田博允記)


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