落語倶楽部第４回落語鑑賞会開催

2013/10/07 2022/04/10

藤沢稲門会

落語倶楽部は第４回の落語鑑賞会を9月29日に行いました。

林家なな子　平林
五街道雲助　お見立て
桂ざこば　肝つぶし
笑福亭鶴光　善悪双葉の松
柳家さん喬　妾馬

正蔵の弟子前座なな子の平林に続いて　最初に雲助登場、普通雲助はトリです。ものすごく贅沢な落語会を楽しみました。

「お見立て」は色々な落語家が演じるお馴染みの話ですが、雲助の田舎者杢兵衛大尽（もくべえだいじん）は何となく「上品」、吉瀬川（きせがわ）は嫌な女のはずがカラッと陽気に演じられるなど、雲助ならではの「お見立て」です。

ざこばの「肝つぶし」元々は上方の演目。東京ではあまり演じられない話です。

鶴光の「善悪双葉の松」は上方の講談「名刀捨丸」をアレンジしたネタとのこと。講談ネタは笑いが少ないが、鶴光はダジャレを織り交ぜて飽きさせない。

さん喬は落語界の「世代交代」から殿様のお世取りを生んだ噺「妾馬」へ。
八五郎のがさつさで可笑しさが際立つが、ほろっとさせられる場面も。

落語倶楽部では10月以降も近場の落語会を鑑賞します。
また、12月15日の日曜日に藤沢市民会館で第2回藤稲落語会を開催します。
出演は第1回藤稲落語会に引き続き、春風亭一蔵と早稲田出身の柳亭こみち。
詳細はチラシ（PDFファイル）をご覧ください。

落語にご興味のある方、落語倶楽部事務局宛ご連絡ください